医療脱毛契約時に注意すべきこと

医療脱毛は最初に無料のカウンセリングが行われ、どのような形で契約するかを話し合います。その際に注意しておくべき点、確認すべき点を紹介します。また大手脱毛サロンが相次いで倒産していることから医療脱毛も含め通っている場所がいつ倒産するかわかりません。その対策についても解説しましょう。

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契約前のカウンセリングの段階で確認する

医療脱毛を契約する前に通常は無料カウンセリングが行われます。ここで納得いくまで質問しておかないと、後でトラブルになる恐れがあります。

脱毛効果を確認する

脱毛効果については、脱毛機についてあらかじめ調べておくと便利です。クリニックで使用している脱毛機の名前や施術時の痛みについて、また最短で脱毛が完了する期間の目安を確認しておきましょう。

脱毛費用は追加費用も確認する

医療脱毛はプランで料金が提示されていますが、その中に初診や再診料が含まれているかどうか、別途発生するかの確認が必要です。また万一の肌トラブルの薬代や剃り残した場合について、あるいはキャンセル料などについても後でトラブルにならないように確認しておきましょう。

通いやすさも確認する

料金や効果を重視することは大切ですが、通いやすさも重要なポイントです。休日も営業しているかどうかや妊娠などを理由とした休会制度の有無、大手の場合なら転勤等による引っ越し先のクリニックの移動が可能かなどです。細かいところでは施術室が個室かどうかもチェックしておきましょう。

クリニック運営会社が倒産するリスクを意識する

2023年に銀座カラーなど3軒の大手脱毛サロンが倒産しました。前年の2022年には脱毛ラボが倒産し、それ以前も含めると2007年から9軒もの大手脱毛サロンが倒産しています。また TBCも2023年12月29日付で脱毛サロン「epiler」についてもブランド事業が終了し、全店閉店となりました。 

大手脱毛サロンは競争激化で収益悪化し、不採算店が増加、顧客トラブルで信用力が下がるなどの理由で倒産に追い込まれているケースが多いです。

できれば少ない回数での契約がベター

倒産の多くは脱毛サロンですが、医療脱毛も業界競争が激しいため、いつ倒産の恐れがあるかわかりません。現在通っている、あるいは通うことを検討している医療脱毛クリニックも例外ではないのです。倒産してしまうと予定していた回数が未消化になる可能性があり、終わっていない回数分の料金が払い戻ししてもらえるかは不透明になります。

脱毛の場合は、都度払いよりもコースを勧めるケースが多いですが、倒産リスクを念頭に置きながら少ない回数での契約がベターとも考えられます。