iCloudストレージがいっぱいになる原因

iPhoneにはさまざまなデータを保存できて便利ですが、いつも通りに使用していると「iCloudの空き容量が不足」などと表示されて困惑することがあります。今回は、iCloudのストレージがいっぱいになってしまう原因について説明します。ストレージの容量にお悩みの人は、ぜひご確認ください。

写真や動画が大量に保存されている

iCloudの空き容量が不足してしまう原因として多いのが、写真や動画が大量にiCloudにアップロードされているケースです。iCloudでは、「iCloudフォトライブラリ」機能を有効にしているとデバイスに保存した写真や動画が自動的にiCloudにもアップロードされます。

デバイスを使い続けていると知らない間に写真や動画がたまっていくことが多く、自分が思う以上にストレージを圧迫してしまうのです。写真や動画でiCloudのストレージをいっぱいにしないようにするには、「iCloudフォトライブラリ」の機能を無効化する方法も考えられます。

データが大きいアプリを利用している

利用しているアプリの容量が大きくても、知らず知らずのうちにストレージが足りなくなるケースはあります。iCloudには、アプリのデータを保存する「iCloud Drive」の機能があるためです。

動画編集のアプリや連絡に使っているLINEアプリなどがiCloudに保存されて、想像以上にストレージを圧迫しているケースがあります。音楽や動画のデータは容量が大きく、iCloudを圧迫しやすいといえます。

iPhoneのシステムのバックアップが大きい

iPhoneのシステムバックアップが大きく、iCloudのストレージ容量が足りなくなっている可能性もあります。iPhoneには、機種変更や初期化などをしてもこれまでと同様にデバイスを使えるように、システムバックアップの機能が搭載されているのです。

iCloudを利用して自動的・定期的にシステムバックアップを取っているケースだと、自分でも気づかない間にストレージ容量を圧迫していることがあります。不要なアプリを残して更新し続けていると、バックアップのデータ量も徐々に増えていってしまうでしょう。システムのバックアップはiTunesにて手動で実施することも可能です。iCloudのストレージ不足に悩んでいるなら、切り替えも検討しましょう。