オリエンタルランドの株主優待のポイントを解説！

オリエンタルランドは世界最有数の入場者数を誇る東京ディズニーランド・ティズニーシーの運営やホテル、商業施設などを運営している会社です。客単価も非常に高い施設を運用していて、株主優待の有無にかかわらず有望な投資先といって差し支えないでしょう。

出典：オリエンタルランド

※2024年5月5日現在

ディズニーランド・ディズニーシーの年間パスポートがもらえる

オリエンタルランドの株主優待は、何といっても東京ディズニーランド・ディズニーシーという国内屈指の人気を誇るテーマパークの1デーパスポートが得られるもので非常に人気があります。保有株数によって得られるパスポートの枚数が異なりますので、詳しく見てみましょう。

株主優待の権利が確定するのは3月と9月で、3月の株主には6月上旬ころ、9月の株主には12月上旬ころに1デーパスポートが発送されるため、年間で見ると2枚から12枚の1デーパスポートが得られる計算となります。

1デーパスポートの価格は日にちによって変動するため7,900円から10,900円となっていますが、最低基準である500株で見積っても15,800から21,800円分の利益となるため、ディズニーが好きな人にとってかなりお得なパスポートだといえるでしょう。

長期保有の優待内容

オリエンタルランドの株式を3年以上保有していると、長期保有株主向けの株主優待が受けられます。長期保有優待は通常の配布枚数と別に、毎年1枚追加で株主用の1デーパスポートが配布されます。長期保有の優待が始まったのは2023年9月からであるため、長期保有の1デーパスポートの配布は最短でも2026年12月となるため注意しましょう。

株主優待に関する注意点

• 優待を得るために500株必要
• 株主用パスポートの利用前に事前にオフィシャルサイトで日付を指定しなければならない
• 入園制限中や年越し営業などの特別営業時間は使用不可
• 有効期限は1年間で延長不可

オリエンタルランドの優待を得るには最低でも500株保有していなければなりません。そうなると、2024年5月5日段階の株価でも最低投資金額が200万円以上必要となるため、かなり敷居が高いことがわかります。他にも株主優待の使い方や利用できる日の制限、利用期間などに注意しなければなりません。