良し悪しを見極めるために
メリットとは
なりすましを防げる
ネット社会の現代では顔を出さなくても第3者とのコミュニケーションを取ることができます。自分のアカウントを乗っ取られた場合、自分の知らない間に高額の買い物や犯罪に利用されていたりすることも珍しくありません。セキュリティを高めることでなりすましを防ぐことができます。
不正ログインの予防
IDやパスワードを突破されたとしても第2認証で防ぐことができます。身体的特徴を利用した生体認証は安全性が高く流出する危険が少ないため採用されやすい認証方法です。
パスワード認証をカバー
安全性が高いパスワードの特徴としては「長く複雑」「管理が適切」の2点が挙げられますが面倒くさいなどの理由で実践しづらいのが現状です。逆に英字の8文字程度のパスワードであれば短時間で解読されやすく、メモに書き留める、共有のパソコンに保存するなどの行為は流出する危険が高いので注意が必要です。これらのパスワードの弱点を補ってくれるのが2段階認証の強みです。
デメリットとは
手間・コストがかかる
1回で認証できていたことが2回認証する必要があるので手間と感じることがあります。認証方法によっては料金も発生することがあるのでお金の面でも二の足を踏んでしまうこともあります。
携帯の機種変更でログインできなくなる
携帯を機種変更する際には一旦、2段階認証を解除した上で新機種にしてから2段階認証を再設定する必要があります。
フィッシング詐欺などに対応できない
フィッシング詐欺はスパムメールで利用者を偽のサイトに誘い出して個人情報をだまし取る方法です。利用者がフィッシング詐欺にあった場合2段階認証に必要な情報も奪われてしまいます。