ETCカードを発行するために必要なこと

「追加発行」または「新規発行」の二択

追加発行

すでに持っているクレジットカード会社でETCカードを作る方法が「追加発行」です。クレジットカードの審査に通っている状態のため、ETCカードの審査に落ちることはほぼありません。申し込み手続きは、カード会社の公式サイトから行いましょう。ETCカードは審査に通りしだい発送され、数日~数週間以内に受け取れます。

注意点としては所有しているクレジットカードの年会費などが無料でも追加発行するETCカードは年会費などがかかることもありますので確認しておきましょう。

新規発行

クレジットカードを新しく申し込む際に、ETCカードの「同時発行申し込みオプション」を選択して作る方法が「新規発行」です。クレジットカードを新たに発行するため、厳重な審査があります。本人確認書類など求められる書類を提出し、条件を満たしていないと判断されればETCカードも作れません。また追加発行に比べて、カードの受け取りまでに時間がかかるのも新規発行の特徴です。

クレジットカードと付帯で無料作成

クレジットカード作成と同時にETCカードを作ることで発行手数料と年会費を無料にすることができます。ただしクレジットカード会社によって異なりますので事前に調べる必要があります。追加で申し込む場合でも無料になることが多いです。申し込み方法はインターネットや電話で可能です。利用の仕方によってはNEXCO高速道路が最大40%割引されることがあります。

クレジットカードなしのETCカード

ETCコーポレートカード

「ETCコーポレートカード」はネクスコ東日本、中日本、西日本が共同発行している法人向けETCカードです。クレジットカードは作らずにETCカードを作れますが、カード発行手数料、年会費がかかります。利用条件としては車両番号、カード番号、車載器管理番号の3つが一致しなければ利用できません。

ETCパーソナルカード

「ETCパーソナルカード」とはネクスコ東日本、中日本、西日本、首都高速道路、阪神高速道路、本州四国連絡高速道路が共同発行しているETCカードです。利用するためにはデポジットと呼ばれる保証金を預託する必要があります。デポジットはカード発行のための保証金であり前払金ではないことを念頭においてください。デポジットの金額は平均利用額の約4倍ほどにもなるので資金面にも余裕が必要です。その他にカードを運営するための費用として年会費1,257円(税込)もかかります。

出典:公式サイト