zipファイルとは
特徴と利用の仕方
zipファイルとは複数のファイル、フォルダを一つにまとめ圧縮して保存するフォーマットです。転送やバックアップをするときに便利になります。zipファイルの機能として以下のものが挙げられます。
圧縮
元のファイルやフォルダを圧縮して縮小することができます。そのため転送時や保存時にスペースを有効活用できる利点があります。
複数のファイル結合
複数のファイルを一つのファイルにまとめることができます。
ディレクトリ構造の保存
元のファイルやフォルダの構造も保存できるので解凍した時にも元の構造のまま表示されます。
パスワードでファイルを保護
zipファイルにパスワード設定できるのでファイルの中身を保護することができます。
ファイルの設定から解凍まで
パスワードの設定の仕方はWindowsとMacで違います。Windowsの場合は標準搭載されていないので外部からインストールします。以下、WindowsとMacで分けて設定方法を解説します。
Windowsの設定
- フリーソフト「7-zip」をインストールします。
- 圧縮したいファイルを右クリックして「圧縮」の項目を選択します。
- 圧縮の画面のアーカイブ形式を「zip」にします。
- 暗号化のボックスに2回パスワードを入力します。
- 同じフォルダ内にパスワード付きのzipフォルダが生成されていれば完了です。
Macの設定
- Finderを起動して圧縮するフォルダを右クリック、「圧縮」を選択します。
- 「LaunchPad」内の「その他」を選び「ターミナル」を起動します。
- ターミナル画面に「zipのファイル名」を入力します。
- reternキーで実行、「EnterPassword」と表示されたら入力します。
- 「VerifyPassword」と表示され、パスワードの再入力をします。
- zipファイルが生成されたことを確認して完了です。
Windowsの解凍
解凍したいファイルやフォルダを右クリックして「すべて展開」を選びます。パスワード入力画面が出てくるのでパスワードを入力すると解凍されます。
Macの解凍
解凍したいファイル、フォルダをダブルクリックするとパスワード入力画面が出てきます。パスワードを入力すれば解凍されます。