東京ガスは天然ガスを利用した発電所を自社所有している

東京ガスの電気料金は東京電力の電気料金と比べて違いがあるのでしょうか?公式ページによると東京ガスでは、天然ガスを利用した火力発電所を自社で有している為、他の新電力とは違う魅力があります。価格の安さに加え、将来を考えた安心・安定が東京ガス電力のポイントです。

ガスとセットにすると割引がある

東京ガスの基本プランは、東京電力のスタンダードS/L相当の顧客に対応したプランとして用意されています。その中で特筆すべきはガスとセットで申し込んだ場合は割引があることです。

割引額は図にあるように基本料金と電力量料金の半額と大変お得です。つまり使用する電気使用量と関係無く割引されるようになっています。

オール電化向け料金メニュー<時間帯別プラン>

オール電化住宅に住んでいる人向けのプランで、公式ページの試算によると東京電力のスマートライフS/Lからの切り替えなら年間あたり1,800円ほど節約できます。昼夜の時間帯により電気料金が変わりますので、安い時間帯に電気を使うようにすればお得です。

さすてな電気は料金ではなくCo2排出実質ゼロの電気

東京ガスの電気プランのひとつさすてな電気は、東京電力スタンダードS/Lと料金は同じです。特徴なのは電気料金ではなく、実質再生可能エネルギーを提供するプランです。

Co2排出を実質ゼロの電気を使うことで、自宅で電気を使用しながら、環境問題にも貢献できます。

太陽光発電は最大23円/kWhで買取

太陽光発電のFIT制度(固定価格買取制度)ではなく、東京ガスが指定した販売店で蓄電池を導入することで半年間蓄電池購入サポートが受けられます。kwhあたり23円で買い取っていただけるプランになります。

半年が経過すると、太陽光買取プランとなり、kwhあたり10.5円の買取となります。なお、蓄電池を導入しない場合は太陽光買取プランが選択できます。

東京ガスの電気のデメリットは利用エリアが限られている

料金をはじめ環境問題にもメリットがある東京ガスにもデメリットがあります。最大のデメリットは利用エリアが関東を中心としたエリアに限られていることです。

具体的には、東京都 神奈川県 静岡県(富士川以東)埼玉県 千葉県 茨城県 群馬県 栃木県 山梨県となっており、離島なども対象外です。

ただし都市ガスとしての東京ガスの供給範囲よりは広い範囲をカバーしており、都市ガスを使わない世帯でも申し込めるので注意しましょう。