リボ払いを使いこなすには?
リボ払いは、分割払いと比べると手数料が割高であるため、できるだけ利用を控えたほうが良いという意見があります。しかし、上手に使いこなすことができれば不意の出費に対応する有効な対策法となり得ます。
本記事では、リボ払いを使いこなすための3つのヒントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
返済計画をしっかり立てる
1つ目のポイントは、返済計画をしっかり立てることです。リボ払いは急な出費に対応する手段として非常に有効ですが、無計画に利用するとかえって生活が苦しくなるかもしれません。なぜなら、借り入れ(支払残高)が増えると手数料も増えてしまい、支払い負担が増加してしまうからです。
場合によっては、1度のリボ払いでは足りずに、ずるずるとあらゆる買い物がリボ払いになってしまう可能性もあります。いつまでたっても返済が終わらないといった事態に陥るかもしれません。
そうならないためには、返済計画を立てておく必要があります。いつまでに返済するか、どの時期に入ってくるお金を返済に充てるかといったことを借りる前に決めておきましょう。
支払回数や総額を定期的にチェックする
2つ目もポイントは、定期的に支払回数や総額をチェックすることです。支払残高によっては、現在の返済金額では足りないかもしれません。支払回数が多すぎると元本が減りにくいため、いつまでたってもリボ払いの返済が終わりません。
支払回数や総額をチェックすることで、自分がどれだけお金を借りていて、返済にいつまでかかるか把握しておきましょう。
それと同時に、家計の見直しも必要です。リボ払いが当たり前になってしまうと、お金を借りているという意識が希薄になり、無自覚にリボ払いを利用してしまうかもしれません。毎月の収入と支出を見比べ、どのくらいの金額までなら返済に回せるかを正確に見極めてリボ払いを利用しましょう。
余裕が出たら繰上げ返済で元本を減らす
3つ目のポイントは、繰上げ返済で元本を減らすことです。リボ払いのメリットは毎月の支出を固定化できるため、生活に余裕ができることです。しかし、月々の生活が安定しても支払残高が減らなければ、利子ばかり返済することになり元本が一向に減りません。
リボ払いの支払いを減らすには元本を減らすのが効果的であるため、余裕が出たら繰上げ返済を利用して元本を減らすのがおすすめです。リボ払いは、いざというときの最後の防波堤と考え、いつでも利用できるよう支払残高を減らしておくとよいでしょう。