職務経歴書で個性を活かして差別化する方法を紹介

転職活動の際に提出を求められる職務経歴書。しっかりと差別化することで、自分自身の魅力や思いを伝え、内定を勝ち取ることができます。ですが、職務経歴書の作成に時間をかけず、当たり障りのないものを作ると、他の志願者との差別化をするのは困難になります。この記事では職務経歴書で個性を活かして差別化する方法を紹介します。

職務経歴書の自己PRではエピソードを活用する

職務経歴書には自己PRを記載することが多いですが、その際にはエピソードを盛り込むと効果的です。エピソードとはあなたが経験し体験したこと、学びなどです。エピソードを入れることで、ライバルとの差別化が可能になります。

例えば、自分に得意なことがあった場合でも、自分自身の仕事で体験したことや実績などをエピソードとして紹介すると効果的です。採用担当者への説得力も高まりますし、あなたの経験はあなただけのものなので、他者との差別化に繋がります。

短所を言い換えて長所を見つける

自分の個性や強みといわれても、なかなか思い浮かばないという人もいるはずです。そのような方は、自分の短所を言い換えて長所を見つけてみてください。短所を言い換えることで、自分では気づけなかった自分の強みを知ることができます。

• 「完璧主義」は「几帳面」
• 「視野が狭い」は「集中力がある」
• 「頑固」は「信念を持っている」
• 「せっかち」は「決断が早い」
• 「負けず嫌い」は「向上心が強い」

上記の言い換えは一部の例です。自己分析などを通して自分自身の短所に気づいたのであれば、そこから言い換えをして長所にならないか考えてみてください。自分の長所・強みに気づくことが、個性で差別化するための第一歩です。

自分の強みと企業の求める人材像が合致していることをアピール

自分の強みが応募した企業の求める人材の条件と合致していることをアピールすることが重要です。あなたの性格や経験、強みはあなただけのものです。その強みが企業の求める人材像と合致していれば、それほど他者との差別化になるものはありません。

そのためには自己分析をしたり、身近な人に自分の強みを聞いたり、企業分析をしたりする必要があります。それでも自らの個性や強みを活かせることが、応募した企業の採用担当者に伝われば、入社できる可能性は他の志願者よりも高くなるはずです。自分の強みの中に、応募した企業の人材像に近いものがあるか確認してみてください。