デビットカードの種類

デビットカードには、日本国内だけで利用できるJ-Debitとクレジットカードの国際ブランドと連携する国際ブランド付きのカード(ブランドデビット)の2種類が有ります。

J-Debitは、銀行のキャッシュカードを使って買い物の支払いができるカードですが、J-Debit加盟店だけでしか利用できません。一方、ブランドデビットはVisaやマスターカードなどのクレジットカードが使用できる店舗であれば、どこでも利用可能です。

デビットカードの選び方5選

デビットカードには、支払い時に口座から料金が引き落とされるため資金管理がしやすいというメリットがあります。しかし、カードの種類が多いためどのカードを選ぶべきか迷う方もいるでしょう。そこで今回は、デビットカードの選び方を5つ紹介します。ぜひ、カード選びの参考にしてください。

国際ブランドで選ぶ

加盟店の多さなどを考えると国際ブランド付きのカードの方が高い利便性がありますが、どの国際ブランドを選ぶべきなのでしょうか。

知名度が最も高いのはVisaで、アメリカ方面に強いといわれています。次にシェアが大きいのはMastercardで、ヨーロッパ方面に強いとされます。日本発の国際ブランドであるJCBは、シェアこそあまり大きくありませんが日本国内の加盟店数が多いというメリットがあるため、国内中心なら選ぶメリットがあるといえるでしょう。

使い勝手が良い銀行のカードを選ぶ

デビットカードは、利用した金額が直接銀行口座から引き落とされます。そのため、口座残高がないと買い物の際に利用できなくなってしまいます。

そうした事態を防ぐには、給与の引き落としに使っている銀行口座や生活費を管理している銀行口座などがある銀行のカードを選択するとよいでしょう。そうすることで、入金の死忘れなどを防げます。

ポイントのためやすさで選ぶ

ポイントのためやすさも重要な点です。ためやすさを比較する基準はポイント還元率で、デビットカードの利用額に対してどの程度、還元されるか比較するとお得なカードがはっきりします。ポイントを効率よく貯めたいのであれば、ポイント還元率が高いカードを選択するとよいでしょう。

利用目的への対応で選ぶ

公共料金の支払いで比較する方法もあります。電気料金や水道料金といった公共料金は必ず支払わなければならないものですが、公共料金の支払いに対応しているカードを選ぶといちいち振込用紙で振り込む必要がなく便利です。

また、公共料金の支払い時にポイントが付与されるとポイント付与がない状態で支払うよりもお得になるので、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。

決済方法の利便性で選ぶ

決済方法の利便性も重要な比較項目です。カードそのものを使って決済するだけではなく、スマホアプリやタッチ決済に対応していると、支払いがかなり簡単になるため便利です。Apple PayやGoogle Pay、PayPay、d払いに対応したカードを選ぶと、利便性をさらに高めることができるでしょう。