海外の半導体の関連銘柄おすすめ5選
全世界でAIや自動化などの最新テクノロジーの研究が進んでいます。半導体なしではそれらの技術は成り立ちません。近年では日本でもChatGPTなどの生成AIが話題になりました。この記事では世界で特に注目されている半導体の関連銘柄株のおすすめを5つ紹介します。まだまだ半導体の重要性は高まっています。投資をしている人・これから投資を始める人は参考にしてみてください。
- エヌビディア(NVDA)
- ブロードコム(AVGO)
- 台湾積体電路製造(TSM)
- ASMLホールディングス(ASML)
- アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)
エヌビディア(NVDA)
1つ目はエヌビディアです。エヌビディアは画像処理用のGPUを開発し、主にゲーム向けやデータセンター向けに製造販売をしている会社です。最近は、GPUによるディープラーニングがAI開発に効果があるとされて業績を伸ばしています。特に生成AIブームは追い風となっており、生成AI向けチップで業界をリードしている会社です。
ブロードコム(AVGO)
2つ目はブロードコムです。ブロードコムは半導体デバイスの開発・製造・販売を行う企業です。半導体事業ではネットワークやサーバー・ストレージ、産業用などに注力をしています。半導体事業だけでなく、ソフトウェア事業にも路線を広げており、昨年は仮想化ソフト大手のVMウェアを買い取っています。ブロードコムはAI関連だけで100億ドルの収益を目標にしており、勢いのある企業です。
台湾積体電路製造(TSM)
3つ目は台湾積体電路製造(台湾セミコンダクターマニュファクチャリング)です。半導体業界で初めて専業ファウンドリビジネスを確立した企業で、顧客からの依頼に対して、多種多様なICを製造しています。ブロードコム、エヌビディア、インテルなど多くの会社に製品を供給しており、半導体の微細化競争では業界トップの成績です。
ASMLホールディングス(ASML)
4つ目はASMLホールディングスです。オランダのフェルトホーフェンに本社がある半導体製造装置メーカーで、世界で唯一、EUV露光装置を製造しています。今後もリソグラフィー売上高が拡大すれば、市場リーダーとなる可能性が高い企業です。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)
5つ目はアドバンスト・マイクロ・デバイセズです。カリフォルニア州が拠点で半導体の設計・開発を行う企業です。PCやノートPC、サーバー向けのCPUやGPU、APUなどの製品も製造しています。現在はデータセンターや自動車向けの分野で事業拡大を目指しています。