中古マンションはお手頃な価格で購入出来ることや、安く買いリノベーションするという選択ができることからも、購入を検討している方も多いのではないでしょうか?そんな方へ、中古マンションを購入する際に気をつけるべき点をお伝えします。

マンションの状態を確認

1.築年数

中古マンションを購入する際に気になる点として、築年数がどのくらい経っているのか、というポイントがあると思います。あまりにも古い物件だと少し不安になりますよね。だからといって、建てられて数年となると、あまり新築マンションと値段も変わらないことも多いです。

目安としては築20年あたりの物件を探しましょう。手頃に購入できる価格まで下がっていることと、しっかりと修繕もされていれば、そこまで古いという印象もうけません。

2.修繕計画と修繕積立金

上記でお伝えした通り、修繕されていれば中古物件であれ、問題なく住むことができます。そのため、中古マンションを選ぶ際は、修繕計画と修繕積立金を確認しておきましょう。また、これまでどのような修繕が行われてきたのかを確認することも大切です。

なかには、まともに修繕されていない物件もありますので、中古マンションの購入を検討する際は必ず確認しておきたいポイントです。

購入前に考えるべき費用

3.住宅ローン

マンションの購入にあたり、住宅ローンを活用する方がほとんどだと思いますが、ここは入念にチェックしておくポイントになります。

審査に受かるかということも大切ですが、それ以前にしっかりと支払いの目処が立つかを把握しておくことが必要になります。そのために、「キャッシュフロー表」を活用しましょう。「いつ、どのタイミングでお金が入り、いくらを、どのタイミングで支払うのか」などを時系列でまとめておきます。一目でわかるように「Excel」などで作成して管理しておくと便利です。

4.購入後にかかる費用

マンションの購入にかかる費用は、建物のお金だけではありません。購入後も、管理費や修繕費、駐車場代などはかかりますし、引っ越しの費用なども考えておかなければなりません。

キャッシュフロー表の話もしましたが、ここの費用まで全て考えて計画を立てる必要があります。無理のない計画を立て、余裕のある時にはローンの繰上げ返済などをして利息の節約を考えることも必要になってきます。

5.税金

不動産を購入するということは、それだけでも様々な税金がかかることになります。登録免許税や固定資産税、都市計画税など、そのことを頭に入れておかないといけません。

特定の税金に関しては税率軽減などを受けることもできますので、まずは、どんな税金がかかってくるのかをしっかりと把握しておくことが大切です。