あなたを守るパスワードとは
パスワードの基本
個人情報を保護してくれるパスワードはどのウェブサービスを利用する上でも必要不可欠になっています。そんなパスワードも使い方次第で身の危険に晒されてしまうこともあります。今回は危険な目に合わないための安全なパスワードとはどのようなものか解説します。
- 家族や身の回りに関わりの深い数字
- 簡単な数字の羅列
- 生年月日や名前のイニシャル
などはすぐに推測されやすいので避けた方が良いです。
さらに安全に使うために
どれだけ念入りにパスワードを考えても流出する危険性をゼロにすることはできません。少しでも安全に利用するためには通常のパスワードにプラスして個人情報を保護すると安心できます。
- ワンタイムパスワードなどの二重化
- 生体認証やカード認証の二重認証
ワンタイムパスワードとは使い捨てで一定時間が過ぎると使用できなくなるパスワードのことで、使用する度に作成されるので安全です。生体認証は人の顔や指紋、目の網膜や虹彩などの身体的特徴を利用する認証方式、カード認証はICチップやカードやタグを埋め込んで利用する認証方式です。どちらの認証方式もスマホで利用可能なので手軽に安全性を高めることができるのでおすすめです。
注意すべきこと
保管の仕方に注意
パスワードをどれだけ複雑にしても保管の仕方を間違えると意味がありません。基本的に人の目に触れるような場所には置かないことはもちろんですが、思わぬところから流出する可能性をなくすためにもどれだけ親しい人にも秘密にしておくことが重要です。他にもメールでパスワードのやり取りをしない、パスワードを使いまわさないということも大切です。
パスワードを紙などに記録した場合はなるべく早くスマホなどのメモ帳に移して記録した紙を処分してください。もし、時間がない場合は鍵のかかる金庫か机の引き出しにしまうようにしてください。
盗まれないように注意
外出時に人前でパスワード入力する、電話やメールでパスワード入力を促されるというような状況では要注意です。家とは違う場所での入力では意識がパソコンの画面に集中して周りの状況が把握しづらくなっています。電話やメールではパスワードを求められることはないので注意しましょう。