クラウドソーシングサイト徹底解説

クラウドソーシングサイトとは不特定多数の人同士がオンライン上で仕事の受注や発注を行うことをいいます。2005年に開始されたばかりの比較的新しい仕事の形で、インターネット上にあるクラウドソーシングサイトに登録すれば誰でも利用する事ができます。仕事の内容はデータ入力やアンケート回答など手軽なものからシステム開発やデザイン制作など専門的な知識やセンスが問われるものまで様々です。その手軽さから近頃では会社員の傍ら、副業としてクラウドソーシングサイトを利用している人も増えてきています。

今回はクラウドソーシングサイトの特徴とメリット、デメリットを解説していきます。

クラウドソーシングの仕組み

クラウドソーシングサイトで仕事を発注や受注するには誰に仕事を頼むか決めなくてはいけません。その選定方法には主に3種類あります。

タスク方式

タスク方式とはクライアントが大量に発注する単純作業です。作業内容はアンケートやデータ入力など誰でも出来るようなものばかりなので初心者には向いています。募集内容の中から自分にできそうな案件を選ぶ事ができて、見つけ次第作業に取り掛かることが出来るのも魅力的です。多くの場合は制限時間が設けられているので気をつけましょう。

コンペ方式

コンペ方式とはクライアントが出した募集内容に対して複数の人が提案するスタイルです。主にロゴやキャッチコピーなどの制作物を発注する時に使われます。デザインや言葉のセンスなどが必要になってくるので自信がある人にはおすすめです。

プロジェクト方式

プロジェクト方式とはクライアントが出した募集内容に受注者が応募して選ばれれば契約を結んで作業に取り掛かります。納期がある作業なので期日を守るようにしましょう。作業内容で曖昧なところがあった時にはその都度クライアントに確認をしてください。納期を守っても自分勝手な判断で作業をしてしまうとクライアントに迷惑がかかるため注意が必要です。

メリット

マッチング能力の高さ

クラウドソーシングサイトには数多くのフリーランス、仕事を依頼したいクライアントが登録しています。発注する側、受注する側の双方の思惑が一致しているため、求めている人材や仕事に巡り会える確率が高くなります。

場所を選ばないオンライン環境

オンラインで仕事の連絡をやり取りするので自分の好きな場所で作業ができます。発注する側も急ぎで仕事をしてもらいたい時には24時間365日対応なので適格な人材を選ぶことが可能です。

デメリット

クラウドソーシングサイトではオンラインで仕事の発注と受注を行います。最初から最後までお互いの顔を知らずに業務依頼が出来るので仕事を依頼する人を選ぶのが難しいです。受注する側からしても依頼内容が適格か見極めるのが難しいという点があります。